聞こえるは大地の叫びきらめくは命の光めぐり逢うため


人の四季悩み悲しみ繰り返し味わい増して七十路八十路


【歌始】初春の内平らかに外成らん慣れし麻布に飜世朝


あくまでも直球だけを投げ込んだ打ち返されることがあっても


ガラス越し夜に微笑む眠い月流れる時が彼方に溶ける


この街で意識の同じ友といて豚しゃぶしゃぶはかくまでうまし


四十四の声聞くときも独りなり悲しいような素敵なような


一条の光はるかに見つめなば奇跡の庭に汝遊ばん


私はいるこの騒がしい楽園に耳をふさげば生きられる街


次々とここを去る友多かれどゼロは変わらず歌を奏でて

ゼロバーの席に座りて言ふことなしゼロバーの席はありがたきかな